俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」。当初の予定から2週遅れで始まったドラマは全44回を予定しており、3月29日放送の第11回「将軍の涙」をもって、ちょうど4分の1が終了する。第10回までの平均視聴率は15.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。日曜午後8時からの本放送(本麒麟)の2時間前に始まるBSプレミアム(早麒麟)でも、第4回「尾張潜入指令」(2月9日放送)以降、視聴率4.0%以上を常にマークしており、好調を維持している。早麒麟から本麒麟へと、1日で“2度見”するファンも多く、「毎回45分があっという間」という声も聞かれるなど、「視聴者の心をつかんだ」という評判も聞こえてきた。
◇「麒麟がくる」は“一人一人みんなが主役”の群像劇
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマで、1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。若いころ、下克上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けると、その教えを胸に、やがて織田信長のもとで、多くの群雄と天下を巡って争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描いている。
ドラマの特徴の一つに挙げられるのが、光秀(長谷川さん)を中心にしながらも「エネルギッシュな群像劇」となっていること。制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は以前、「『麒麟がくる』はある意味、一人一人みんなが主役というドラマ」と語っていたが、その言葉通り、魅力的なキャラクターが入れ替わり立ち替わり登場し、物語を盛り上げてきた。
第2回「道三の罠(わな)」(1月26日放送)で“緑茶毒殺”が話題となった斎藤道三(本木雅弘さん)、ファンから爆死を期待され、“ボンバーマン”などと呼ばれている松永久秀(吉田鋼太郎さん)、さらには三淵藤英(谷原章介さん)、細川藤孝(眞島秀和さん)、足利義輝(向井理さん)、織田信秀(高橋克典さん)、今川義元(片岡愛之助さん)、織田信長(染谷将太さん)、帰蝶(川口春奈さん)らがこれに該当する。
また、望月東庵(堺正章さん)や駒(門脇麦さん)、菊丸(岡村隆史さん)といったオリジナルキャラもいいスパイスとなり、大河ファンからも好評を博している。
◇鮮やかなバトンタッチ! 本木“道三”から帰蝶、そして染谷“信長”へ
中でもスタートダッシュに最も貢献したとされるのが斎藤道三だ。役を演じているのは、今作が22年ぶりの大河ドラマとなった本木さん。娘婿(むすめむこ)の土岐頼純(矢野聖人さん)を自らの手で葬り去った“緑茶毒殺”以外にも、「美濃のマムシと恐れられた男」として、存在感を随所に発揮。ベテランらしい重厚な演技に加え、大人の色気や時にちゃめっ気さえものぞかせ、新たな道三像を作り上げている。
そんな本木“道三”から、帰蝶(と光秀のほのかな恋バナ)を経由し、ここ数回で“主役”のバトンを受け継いだのが、染谷“信長”だ。初登場は第7回「帰蝶の願い」(3月1日放送)のラスト。染谷さん自身の“童顔丸顔”を含め、「イメージと違う」という声も上がっていたが、「打席に立てばホームラン」という高い演技力で、批判の声を一気に吹き飛ばした。
きっかけになったのは、第9回「信長の失敗」(3月15日放送)での、父・信秀(高橋さん)に「祝いの品」として松平広忠(浅利陽介さん)の首を差し出すシーンだ。直前まで妻となった帰蝶の前でニコニコと笑顔を見せていただけに、場面としての緩和と緊張の“落差”も見事だったが、「ピュアすぎるがゆえに狂気的に見えてしまう信長」を体現する染谷さんの演技そのものに、思わず魅了されてしまう視聴者も多かったのではないだろうか。
これは鮮やかに、染谷“信長”が主役に躍り出た瞬間で、「エネルギッシュな群像劇」ならでは。今後も藤吉郎(後の豊臣秀吉、佐々木蔵之介さん)や、竹千代(岩田琉聖君)の成長した姿としての徳川家康(風間俊介さん)といった英傑の登場が控えており、3年ぶりの戦国大河としての見どころは満載。ますます見逃せなくなりそうだ。
2020年03月28日 テレビ
https://mantan-web.jp/article/20200327dog00m200051000c.html
>>1
>みんなが主役
ゆとり大河w
いだてんはたぶん年寄りには意味不明だったと思う
光秀パートはボーッと見てる
駒パートはトイレの時間
>>5
今どきトイレタイムて
録画しとけ
駒パート削ってくれたらもっと面白くなるのに
欲を言えば主人公が聖人のような感じにせずに
汚い所は汚いまま描いて欲しいけども
わかる
誰しも欲や自惚れはあるしそれでも壮大な志しをもって生きる主人公の方が人間臭くて面白いよね
主人公をやたら美化したがるのは大河ドラマのつまらない所だよね
そのために歴史捻じ曲げたりするし
生き様をありのままに描いて何故こういう行動に至ったかを掘り下げたりすれば
クソ野郎だったとしても面白い物になるだろうに
悪人を書いたら、感情移入できなくてつまらんとか言うくせに
群像劇っていうのは昔からあるよ
映画や舞台で多い
あのオリキャラヒロインが要らない、邪魔
信長をもっと流せよ
大河ドラマって分かりやすく王道で良いと思うんだけど
葵三代なんかはそこに楽しさもあった
朝ドラの純と愛の後のあまちゃんみたいにちょっと軽い感じで良いと思う
逆転ホームランだろ。
その後演じる俳優の実年齢近辺のころはフィットして晩年はまた違和感あり過ぎになる
3,4人の俳優でリレーできないもんなのか
「信長は生かしておいてはいけない」
と光秀が考えた理由を延々と放送するんだろ?
比叡山辺りどうなるんだろうね?
第1話できちんとボウズの横暴を描いていたから、
今回の大河はひと味違うかと期待したんだけど
もしも今まで通り
「聖職者である善の比叡山を焼き討ちなんて悪魔の所業」
程度の描写ならガッカリする。
比叡山は光秀ノリノリ
後から供養もしてるが
その点信長は面白い
駒パートはつまんない
川口春奈可愛い
信長も面長じゃないし
演技力は流石で引き込まれるけど違和感あって残念
本能寺の変もナレで終了
最近の大河の悪い癖だな
縄文とか弥生に時間かけ過ぎて明治以降が適当な中学校の社会科みたいだ
信長の家臣になるのが後半生の約15年だからなあ
スローペースな割にまだ余裕はあると思う
拒絶してた染谷信長が一番いいとはw
もう信長主役でいいだろコレ
そこそこ視聴率取ってる証拠
期待が持てるな
そういうの考えながら観るのが面白い
春奈ちゃん最高ですやん
まだまだ物足りないけどね
これからさらに面白くなることを願うよ